あいどるまいどる

二次元アイドルと三次元アイドルにぷかぷかする

ぼくが買った年末発売雑誌で打線組んだ

あけましてだいぶ日が経ちましたがおめでとうございます。

年末年始テレビ見すぎてまだ正月気分抜けてません。嵐さん出すぎじゃないかな!?もっとHDDくんのことも考えてあげて!(などと言いながら録画ぶち込む)

 

 

テレビもそうだけど雑誌だ、雑誌。いや出すぎだろ。

普段も5~6誌当たり前のように嵐さんいるから「も~~なんなの~~立ち読みしてる時間ないんですけど~~~」と片っ端から立ち読みするけれど、年末年始にかけて各雑誌は本気を出してくる。

 

「嵐スペシャルグラビア!」

「コンビショット!!」

 

「は???(買います)」

 

嵐というスーパーボーイ(三十路アイドル)にハマってこの一年で私の財布はガバガバになっていた。最初は「雑誌とか買っていたらお金なくなっちゃうよ><」と言っていた私も一年経てば「おっ智くんおるやんけ買ったろ」と思考停止でレジに突撃するようになった。すげえな雑誌。ポイントめっちゃ貯まるわ。

そう、ガバガバになった財布は年末年始にかけて縫い付けておくべきだった。迂闊にお金を持ち歩くもんではない。「スペシャルグラビア」とか「コンビショット」という言葉に激弱なオタクが雑誌売り場に迷い込んだらどうなるか。そんなことは分かりきっていた。

 

お母さんごめんなさい。

気づいたら2週間で9冊買っていました。

 

ベッドの上で嵐さん(×9)に囲まれながら雑誌を読んでいる娘の姿は恐怖でしかなかったと思う。ごめん母ちゃん。これでも自制した方なんだ、信じてくれ。

 

さて、9冊の雑誌を母親にドン引きされながら私は隅々まで堪能したわけだが、9冊買ったということはアレが出来るな?「ぼくがかんがえるさいきょうのやきゅうチーム」出来るな??

ということで9冊の雑誌を読んでの感想やらまとめを打線という形で記事にします(ここまでが前置き)。もう2015年は終わった?終わってない。俺たちの2015年はこれからだ!!!!

 

 

 

【監督(雑誌購入者)データ】

雑誌についてまとめる前に、まずどういう基準で購入しているのか、打線を組んでいるのか、というのがなんとなく分かるかもしれない監督(私)の基本情報。

・大野担

・コンビトリオだいすき(特に智くんがいればウルトラハッピー)

かわいいは正義(最重要)

とにかく「智くんかわいいわちゃわちゃだいすき嵐さんかわいいから今日も世界は平和」という価値観の人間が打線を組んでいます。独断と偏見しかないぞ!!

あと、打線組むにあたって打順やポジションの勉強はしましたが野球に明るいわけではないので、あくまでも「ただのランキングだと味気ないからみんな違ってみんないいってことで打線を組んだ」次第です。買ってる時点でお察し。

 

 

【選手(購入雑誌)基本データ】

基本情報を雑誌ごとにまとめている。

「雑誌タイトル(号数)」「値段」「綴じ方」「総ページ数」「嵐さんが載っているページ数(既存の画像、個人のみ(例:赤めだか特集など)、番組まとめなどは除外)」「ビジュアル印象」「インタビューの有無」「ショットの有無」「簡単な紹介」

はっきり言ってここも独断と偏見満載だが参考にしてください(なるとは言っていない)。

 

日経エンタテインメント! 2016年1月号(ワイド特写)
値段:680円 バッタ 総P:142 嵐P:9(ポスターあり)
ビジュアル:良・明るめ、シンプルな白衣装、インタビュー中心の記事にピッタリ
インタビュー:グループ・あり(4P)、個人・あり(各1P)
ショット:グループ・あり、個人・あり、コンビトリオ・なし
インタビューメイン。アルバムやツアーなどグループとしての2015年・2016年、個人としての2015年・2016年の話が語られる。注釈が丁寧で嵐初心者にも入りやすい記事内容。

 

●non-no 2016年2月号
値段:590円 オフセット 総P:205 嵐P:12
ビジュアル:良・暗め、表紙色(青)と統一感のあるシックな衣装、合宿は私服風
インタビュー:グループ・あり(2P)、個人・なし(メッセージのみ)
ショット:グループ・あり、個人・あり、コンビトリオ・あり(大宮、山、信号、泣き虫、その他区分なしも多数)
ショットメイン。2015年の振り返り、ノンノと嵐の関係についてのゆるめの対談。ショットは驚きの智くん率。素顔らしいショットがまさにノンノ、可愛い。大野担なら押さえておきたい。

 

●TVLIFE(福岡・佐賀・山口版) 2016年1/1号
値段:400円 オフセット 総P:200 嵐P:9(ポスター、厚紙あり)
ビジュアル:良・明るめ、白セーターと黒衣装のギャップ、鮮やかなコート
インタビュー:グループ・あり(3P)、個人・あり(クエスチョン形式、1P)
ショット:グループ・あり、個人・なし、コンビトリオ(翔潤、前座、その他ピックアップなど)
ショットメイン。2015年の振り返りをグループと個人でゆるめに。重大ニュースのページでは2人が前に、3人が後ろに写っており、バラバラだがまとまりのあるショットが良い。

 

●TVぴあ(福岡・山口版) 2016年1/4号
値段:390円 オフセット 総P:190 嵐P:8(ポスターあり)
ビジュアル:良・明るめ、赤を基調とした上着
インタビュー:グループ・あり(2P)、個人・あり(クエスチョン形式、2P弱)
ショット:グループ・あり、個人・あり、コンビトリオ・あり(泣き虫、山、にのあい、櫻葉、大宮、翔潤その他区分なしも多数)
ショットメイン。グループよりもやや個人活動の振り返り多め。嵐撮影会のページではメンバーがメンバーを撮りあうコーナーとなっており、素顔らしいショットが多く見受けられる。

 

●TVガイド(福岡・佐賀・山口西版) 2016年1/8号
値段:400円 オフセット 総P:254 嵐P:8(厚紙ポスターあり)
ビジュアル:良・明るめ、白袴姿
インタビュー:グループ・あり(2P)、個人・あり(メッセージ寄り、2P弱)
ショット:グループ・あり、個人・あり(小)、コンビトリオ・あり(コンビは10組全て、トリオは区分なしでいくつか)
ショットメイン。ポスターが表2面、裏2面の計4面構成となっており、豊かなバリエーション。個人の振り返り多め、メンバーから見た他のメンバーの2015年の印象など。ポスターも特集ページも紙が厚く、保存しやすい。

 

●週刊ザテレビジョン(福岡・佐賀・山口西版) 2016年1/8号
値段:390円 オフセット 総P:238 嵐P:9(ポスターあり)
ビジュアル:良・明るめ、表紙とポスター片面白衣装、中身とポスター片面赤ニット
インタビュー:グループ・なし(クイズ形式のみ、2P)、個人・あり(クエスチョン形式、1P弱)
ショット:グループ・あり、個人・なし、コンビトリオ・あり(コンビは10組全て、トリオはニュー好奇心とその他区分なし多数)
ショットメイン。ペアでくっつきのページではコンビを別のメンバーが撮る仕様で構図や表情が豊か。週刊系では一番かわいい。2015年振り返りクイズではわいわいした雰囲気。智くんに関する問題多数。

 

●月刊ザテレビジョン(福岡・佐賀版) 2月号
値段:380円 バッタ 総P:218 嵐P:10(ポスターあり)
ビジュアル:優・明るめ、表紙と中身白衣装、ポスターは両面で違う衣装
インタビュー:グループ・あり(2P弱)、個人・あり(各半P弱)
ショット:グループ・あり、個人・あり、コンビトリオ・あり(櫻葉・末ズ)
ショットメイン。ビジュアルが良好、かわいいし何よりもカッコいい。インタビューは2015年のグループや個人活動振り返りの他に月刊嵐の振り返りも。若嵐さんが背景のページもあるので目に楽しい。

 

●月刊テレビファン 2月号
値段:390円 バッタ 総P:266 嵐P:12
ビジュアル:優・暗め、黒・灰系統でまとめられた衣装
インタビュー:グループ・あり(1P)、個人・あり(各1P)
ショット:グループ・あり、個人・あり、コンビトリオ・なし
ショットメインだがインタビューの内容もしっかり。グループインタビューではライブの裏側やJr.の話も。「包み込む」というテーマに沿った落ち着いた柔らかな雰囲気のショットでまとまりがある。

 

●月刊TVガイド(福岡・佐賀・大分版) 2月号
値段:380円 バッタ 総P:282 嵐P:12
ビジュアル:優・明るめ、灰色ニット、白Tシャツ、黒・灰系統のコート
インタビュー:グループ・あり(2P)、個人・あり(クエスチョン形式、1P弱)
ショット:グループ・あり、個人・なし、コンビトリオ・あり(コンビは末ズ・天然以外、その他区分なし多数)
ショットメイン。グループインタビューはグループや個人活動を珍プレー・好プレーという形で評価する。ショットは食事・着替えなど、日常的な場面でのコンビショットが微笑ましい。

 

 

【ぼくがかんがえるさいきょうのやきゅうチーム】

というわけで組んだ打線がこちら。

 

1(中)TVぴあ
2(右)TVLIFE
3(一)月刊テレビファン
4(捕)週刊ザテレビジョン
5(二)日経エンタテインメント!
6(左)月刊TVガイド
7(遊)non-no
8(三)TVガイド
9(投)月刊ザテレビジョン

 

攻撃=購入促進(=買わなきゃという使命感を煽ってくる特集)重視。守備は攻撃ポジションからの能力・特性派生とかで考えたので打順中心。

以下は打順とポジション解説という名の感想。

 

1・TVぴあ

メンバーがメンバー撮り合うとかそういうのオタク弱いってば~~~~!!!確実にヒット打ってくるし買おうって即決しやすいわダメです。ただ冷静になって見ると目当てのコンビいないことに気づくかもしれないからここで。私は買ったけど。

 

2・TVLIFE

だっから前に出てる人の後ろで自由にしまくる嵐さん好きだって私1000000回は言いましたよね???バラバラすぎるのに画として完成してるとかどゆこと???個人的にはめちゃくちゃ好きだけどコンビだけのショットというくくりだと埋もれちゃうかもな。私は買ったけど。

 

3・月刊テレビファン

お前購入するつもりなかったんだぞ(震え声) まあこれも表紙だし読んでみるか~~と手を伸ばしたらこのざまだよ見事にかっ飛ばされたわso cute…。わちゃわちゃというよりは落ち着いた雰囲気の三十路アイドル。最高かよ。まあ買いますよね。

 

4・週刊ザテレビジョン

強い(確信) まず嵐さんにカメラ持たせる時点で強いのにコンビショット撮らせるとかどういうことだよ???コンビにぴったりの態勢だしそれを撮るメンバーがいい仕事しやがる。松本さんに私はいくら払えばいいんですかね?そりゃ買いますわ。

 

5・日経エンタテインメント!

参 考 文 献。初心者にも分かりやすいようにジャニオタ用語解説つけてくれるとか辞書か何かか?かわいいショット満載♡というわけではなくとにかくインタビュー重視だから即決買いではないが吟味した時に手元に残しておきたくなる堅実さ。吟味した結果、買いました。

 

6・月刊TVガイド

TLに流れてる画像の犯人はお前か~~~~~!!打線だとここはオールマイティ選手を置くこと多いらしいけど各方面に爆弾ぶん投げてくるあたりここに置くしかなかった。マフラー直してあげるページとかなんだよコスモを感じるわ!買えばいいんだろ買えば!買ったよ!!

 

7・non-no

これなに???大野智特集?????安心決定のnon-noってことで最初から購入候補には入っていたけどあまりに大野智だらけで困惑したんだが???non-noさん今年は大野智くん推してくれるんですかね?いっしょに推していきましょう。あ、とりあえず買っておけばいいかな?オッケーオッケー。

 

8・TVガイド

パクッ♡じゃないが!!!!なにしてんの!!!!正直ポスターだけでもうこのお値段払っていい。あ~~あれだろ?昨今流行りのおまけが本編ってやつだろ???え?違う??年男だからって大野智をとにかくかわいい扱いにするの許せないからもっとやってください。買いますからお願いします。

 

9・月刊ザテレビジョン

何号から前から企画やってるから「どーせ年末には5人で~とかでしょ~~?」とか思っていたらマジできやがったそういうのやめて(ありがとうございます) 初出の分だけだど攻撃力はそこまでないんだけど今までのと合わせてくるスタイルなので過去のも買いたくなる罠。なんだよそれ~~~~買うよ~~~~

 

 

とまあこんな感じに打線組んでみて満足感を得たけれども冷静になって計算してみたら4000円とかなってて塵も積もればなんとやらを身を持って実感した年末でした。ゴミじゃねえからいいんだ…保存するからちゃんと…。

この記事書いてる今現在もまだ雑誌整理終わってないしなんか新しいおともだち(雑誌)も増えてきてるから真面目に年末を終わらせてやろうと思います。今年もよろしく!!!!!(お賽銭を放り投げる)

 

 

 

鑑賞会のススメ

嵐にハマってから1年にも満たない若葉マークであるが、ハマってからの期間で行ったカラオケでの鑑賞会(映画・バラエティ含む)の回数は二桁にのぼる。計算すると月に数回カラオケに行っていることとなり、ほぼ毎回同じ店舗で似たような予約手続きをするため周りから「カラオケ店の中の人では?」と言われている。今回、カラオケで鑑賞会をする楽しさについて記事を書くが先に断っておく。中の人ではありません。回し者でもないぞ。

なお、ここに書くカラオケでの鑑賞会の楽しみ方はあくまでも個人的な目線であり、当方が行った鑑賞会は現時点で17回ともアイドル(嵐16回・ラブライブ1回)を対象としたものなので私の意見は非常に偏ったものであることをご了承頂きたい。

 

 

【鑑賞会をする前に】

まず鑑賞会とはそもそもなんなのか?鑑賞“会”と言っているのだから、複数人で同じ映像作品を見ること、これをこの記事での鑑賞会の定義としたい。鑑賞会をするにあたって外せない最重要要素が2点あるわけだが、その一つが

『一緒に見る人』

である。映像作品を人と一緒に見るなんて考えられない、生理的に無理だ、という方は残念ながら鑑賞会には向いていない。やったことないけど一緒に見てみたい、という方は問題ない。私のように鑑賞会ジャンキーになる素質が十分にあるのでぜひ挑戦してほしい。

『一緒に見る人』の人選だが、様々なパターンがある。この作品が好きで友人も好きだから一緒に語り合いたい『共有パターン』、自分が好きだから友人に見てほしい『布教パターン』、前者が派生して自分も友人も見たことないものを見る『映画館パターン』もあるだろうし、後者が派生すると友人が作品どころか作品に出る人物のこともあまり知らない『はじめてのふきょうパターン』もあるだろう。もちろん全てにおいて鑑賞会は成り立つわけだが、どのパターンにも共通する事項は『長時間同じ空間にいても気楽にできる人』がよいということである。たとえ自分が発狂しても突然泣き出してもドン引きしない人が望ましい。自分と同じように作品を楽しんでくれそうな人と一緒に鑑賞会をしよう。

人数は2人から何人でも楽しめる。私は2人~5人まで経験したが、2人だと「今の○○~~」「とうとい~~」と画面見ながら会話できるし、5人ぐらいになるとかけ声も大きくなってよりライブ感が楽しめる。語りたいか盛り上がりたいかによって人数を決めるのもいいかもしれない。

 

もう一つの最重要要素は

『見る作品』

である。これがなければ鑑賞会は始まらない。バラエティ、映画、ドラマ…映像作品には多くの種類があるが、私はその中でもやはりコンサートDVDを推したい。

これは後のカラオケで鑑賞会をする利点にも関係してくるのだが、カラオケボックスは歌うことを目的とされているため音響設備がよい。家のTVよりも音に臨場感や迫力が出るのである。従って、コンサートDVDを見た時にライブ感を味わえる。また、歌うことが目的とされているが故に多少騒いでも怒られない。コール&レスポンスだってかけ声だって出来る。隣人さんからの壁ドン(萌えない方)に怯えることもない。過去にわーきゃー叫んでいる私もまだ出禁になっていないので保証できる。もちろん、過度な大騒ぎに関しては保証できないので理性は頭の片隅に置く必要があるが、コンサートDVD見ながらウォウウォウイェイイェイ出来る空間はなかなかないため、イチオシとする。

ではコンサートDVDの中でもどんな作品がよいか?についてだが、これは一緒に見る人に左右される。自分と同様にコアなファンであれば見たことない昔のコンサートでも盛り上がってくれるだろうが、初心者だと「わあすごい」で終わってしまう可能性がある。せっかくの布教のチャンスが空振りしてしまうのはもったいないので、布教するなら相手の知っている曲が多いセットリストの年にするか、近年のものを選ぶのが無難だろう。決める前に「どんな曲知ってる?」など話し合うのがDVDの決定に一番の近道だ。絶対の正解はないので、相手の反応を想像しながら選ぶのもまた楽しみの一つである。

 

【鑑賞会をしよう!】

さて、見る人と作品が決まったのならば次は日程と場所を決めなければならない。普通にカラオケをするならば「今からカラオケ行かない?」「行く~!」でもいいのだが、鑑賞会はそうはいかない。DVDを用意せねばならないのだから、事前に場所と日にちを確保しておかなければならないのである。

場所だが、カラオケならばどこでもよいというわけではない。DVDを再生できる場所、つまりDVDプレイヤーを貸出・設置しているカラオケ店は限られている。「○○(地元の県名) カラオケ DVD」などと入れて検索をかけたらそういったサービスを行っているカラオケ店が見つかると思うので、前もって調べておこう。

日程のオススメは平日昼だ。無論、一番安く入ることが出来るからである。カラオケ行くって言ってる時点で金かかるの分かってんだから今更だろと思われるかもしれないが、安いに越したことはないし、平日の昼は一番空いている時間帯なので部屋の確保がしやすい。店舗もそうだがプレイヤーにも限りがあるので、1週間前くらいに日程を決めて予約しておくのがベストだろう。休日や夜を狙うならもう少し早いほうがいいかもしれない。人数が多ければ多いほど日程は合わせづらいと思うので、早め早めに決めておこう。

予約方法もいろいろあるが、一番確実で早いのは電話だ。店員さんが電話に出てくれたら予約をしたい旨を伝え、店員さんの質問に答えていけば予約は成立する。とってもカンタン。日にち、人数、時間をきっちり伝える。機種はこだわりがあるなら選んでもいいが、機種とプレイヤーの都合が折り合わないこともあるのでなければ特にないと答えれば良い。そして最後にこう聞かれるだろう、「何かご希望はありますか?」。迷わずにこう答えよう、「DVD(もしくはBlu-ray)が再生できる部屋でお願いします」。これをちゃんと伝えておけば当日、プレイヤーが設置された部屋に通されるかプレイヤーを設置しにきてくれる。この一言だけは忘れずに伝えよう。

 

【用意するもの】

DVD

忘れたらその日は鑑賞会ではなくカラオケ会になってしまう。絶対に忘れてはいけない。再生できるか不安な時は前日までにチェックしておく。

くつろげる服装

鑑賞会は出会いの場ではない。気を遣う服装で来たら最後、後悔する。長時間着ても問題ないものを選んだほうがいい。

ペンライト

あったら盛り上がるグッズ。持ち寄ると自分のがどれかわからなくなるかもしれないので、区別がつくように。

飲食物

鑑賞会は体力を消耗する。持ち込めるところなら持ち込む、持ち込めないならドリンクや食べ物を注文しておこう。最悪死ぬ。

元気な体(最重要)

もう一度言うが鑑賞会は体力を消耗する。超絶元気な状態で行っても帰りは満身創痍になる。マジで死ぬ。万全の体調で臨もう。

 

【鑑賞会じゃ!】

準備ばっちり万全の体勢できたら後は楽しむだけだ。前述したように、鑑賞会にはいくつもの形態があるし楽しみ方もバラバラである。人によっても作品によっても、はたまたその日のテンションによっても楽しみ方は変わる。だから正解はない。一緒に見ているものを全力で楽しもう!これだけである。お店のルールはしっかり守って楽しんでください。

 

では総括に、カラオケで鑑賞会をするメリット・デメリットを挙げる。

【カラオケで鑑賞会をするメリット】

・気にせず大きな声を出せる、わいわい楽しめる

・音響設備がいい

・時間が余ったらカラオケに突入できる

まとめると、声を出せる空間を最大限に活かせる、といったところだろう。

 

【カラオケで鑑賞会をするデメリット】

・お金がかかる(1回に1000円前後)

・事前の準備(日程・予約など)が必要

場所を借りるため、やはりお金はかかってしまう。予約なども必要なため、そう頻繁には出来ないのがデメリットだろうか。月2回ペースの人間に言われても説得力はないだろうが。それだけ楽しい、あまり負担にはならないという無茶苦茶な結論で締めさせていただこう。

 

 

長々となってしまったが、カラオケでの鑑賞会の楽しさが少しでも伝われば幸いである。一度やってしまえばなんのこっちゃない楽しい遊びなので、誰かと一緒に楽しみたい作品があれば鑑賞会に臨んでほしい。そしてカラオケでの鑑賞会がポピュラーなものになってくれればと思う。違います。回し者ではありません。

 

アイドル is 尊い

初めてアイドルにハマったのはいつだったか。私が最初にアイドルに対して「尊い」と思ったのは2013年、2年前に遡る。

とあるスクールアイドルに私は出会う。

 

その時、私は癒しを求めていた。

3年前の私は二次元オタク街道まっしぐらであり、某擬人化漫画をホームにしながら少ない小遣いをグッズとDVDにつぎこむ毎日を送っていた。今も大して変わらないが、この頃の私は非常に視野が狭かった。ジャニーズ?かっこいいよね、ところで俺の嫁最高じゃない?視野が狭い人間の思考回路はそんなものである。

しかしある日、自分が生きている世界に疲れ始める。決して重い話でない。単純に、ギスギスの絶えない世界が少し嫌になったのである。なんでこんなにギスギスしてるんだろう?ホモだから?ホモのことでみんな熱くなっちゃうから?私は考えた。じゃあ女の子しかいない世界に飛び込めばいいのでは?女の子しかいない世界には平和しかないと何故か信じ込んだ私は女の子がたくさん出てくるアニメを友人に勧めてもらう。それがとあるスクールアイドルアニメ、まどろっこしい書き方はやめよう、ラブライブとの出会いであった。

 

ラブライブをご存知ない方向けにここで補足しておくと、ラブライブは同じ高校に通う高校生の女の子9人が学校の知名度を上げるために自らがスクールアイドルとなってアイドル活動をおこなっていくという成長物語である。1年生、2年生、3年生各学年3人ずつメンバーがおり、最終的に9人でグループ活動を行うまでにも長いお話がある。彼女らがアイドルとして、人間として成長していくこのアニメは全26話と劇場版で完結する。気になる方はとりあえず3話まで見てください(3話の法則)。

 

ラブライブで描かれる少女たちの物語は決して明るい部分だけはなくむしろ最初の方は挫折と失敗を繰り返すわけだが、そうとは知らない私は天使のような女の子たちを立ち絵で見てキャッキャッとはしゃいだ。見た目とプロフィールで好きな子もなんとなく決まった。そしてうきうきしながら1期(13話)を通しで見た。

号泣した。

めっちゃ、尊い

9人の少女たちは個性も容姿もバラバラ、アイドルに対しての価値観や姿勢も違う。きっかけがなければ互いを意識することもなかった9人だろう。だが偶然か必然か集まった9人は同じ方向を向き、学校のため、最後にはアイドルとして輝きたい、応援してくれる人たちのために輝きたいと望み、歌って踊る。その姿がどれほど輝いていることか。スクリーン越しに見る彼女たちは最高に輝いてる。そしてぼやけている(涙で)。私は涙と鼻水を垂れ流しながら静かに画面に向かって拝んだ。

この時から私は理解する。アイドルは「尊い」ものだと。

 

 

それから2年。スクールアイドルの尊さに涙を流し続けていた私はさらに涙腺をおかしくさせる存在と出会う。である。

 

今をときめく男性アイドル、嵐。もはや彼らをメディアで見ない日の方が少ないだろう。それまで顔と名前と彼らの持ち歌で有名な曲くらいしか把握していなかった私は去年の年末から今年の年明けにかけて露出が多くなる彼らを見て何故か急に思った。

「あれ?嵐さんってかわいくね?」

笑い合ってふざける彼らを見てキュンとする感覚は、この感覚は私がよく知っているものだ。萌えである。今まで二次元で散々味わってきたやつではないか。その感覚が、三次元に来た。ある日突然私はアラシックを発症させたのだ。正月のことであった。

上述したように、アイドルに出会う前の私は「ジャニーズ?そんなことより俺の嫁の話をしようぜ!」というスタンスであった。RPGに出てくる村人Aより話が出来ない。だがしかし、2年前の私とは違う。アイドルis尊い。この方程式が私の中で出来上がっている。私は悟った。これはやばいやつかもしれん。

 

結論から言おう、やばかった。

めちゃくちゃ、尊い

 かわいくね?と思った次の日に取り敢えず曲を聴こうと思い立ち、アルバムをレンタルした。検索をかけて動画や画像を漁った。コンビ名トリオ名を学び、エピソードを知った。この間、数日である。気づけば今までぼーっとしているイメージしかなった大野智くんを目で追っている自分がいた。Twitterで「嵐さんかわいいかも」と呟いた4日後、「CMの智くん見るの恥ずかしい、どきどきする」と呟いている自分がいた。あまりの豹変っぷりに、周りから心配された。私は元気です大丈夫ですと言いながらライブDVDを買いあさり、CDを借りまくり、友達とコンサートDVD鑑賞会を開催しまくった。まったくもってお財布は大丈夫ではない。けれど心はすこぶる元気だ。なんて毎日が楽しいんだ!アイドル最高かよ。

沼に落ちたというより崖から落ちた勢いでハマった私だが、ハマってからまだ1年も経過してない新参中の新参であるし、彼らが歩んできた16年をジャニーズ若葉マークの私がたかだが1年で把握出来るわけないのだが、だからこそ毎日のように尊さを知り、沼に体が沈んでいく感覚を楽しんでいる。積み重ねてきた16年があった現在、彼らの顔は最高に輝いているしぼやけている(もちろん涙で)。今日も私は涙と鼻水を垂れ流しながら画面の前で拝む。

アイドルって、尊い

 

 

そんなわけでアイドルという存在に言語を奪われ、「尊い」と「しんどい」しか発さなくなった人間のブログ挨拶である。言語能力が現在進行形で奪われているので考察めいたことは何も書けないが、アイドルの尊さについてつらつら書けたらと思う。どうぞよろしくお願いします。

最後になったが、本日11月3日は嵐さんがCDデビューされて16年のめでたい日である。これからも巻き起こしていってください。ふぉーどりーむ。